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コの字の平屋のメリット・デメリット!住み心地を良くするポイントも解説

コの字型の平屋は、スタンダードな四角い平屋とはまた違った良さがあり、関心を持つ方も多いと思います。

しかしコの字型の平屋には特有の注意点もあり、建てるにはしっかりと対策を取ることも必要です。

ここではコの字型の平屋のメリット・デメリットと、住み心地を良くするポイントをお伝えします。

明るさやプライベート性がメリット

コの字型の平屋の第一のメリットは、日当たりが良くなることです。

四角い平屋だと敷地の横幅が限られている場合、どうしても北側に配置する部屋が出てきてしまいます。

すると南側に窓が取れず、日当たりが悪くなりがちです。

しかしコの字型にすると北側の部屋にも南向きの窓が取れて、明るくすることができます。

またコの字型の中央部分は外からは見えにくく、プライベート性が良いというメリットもあります。

コの字の開口部分を道路以外へ向ければ、中央部分は道を歩く人から見えないようになります。

そのため洗濯物を干したり、ウッドデッキを作りお茶を飲んだりするときに視線を気にせずに済むのです。

コストと排水性に気をつけよう

コの字型の平屋で注意したいのが、コストと排水です。

コの字型の平屋は、四角い形よりも外壁や窓が多くなります。

また屋根の形も複雑になりがちで、同じ面積の四角い平屋よりもコストがかかることがあります。

そのため予算を少し多めに見ておいた方が安心です。

また中央部分が建物で囲まれているため、そこに降った雨が逃げにくくなります。

すると湿気がたまってカビが生えやすくなったり、シロアリが集まりやすくなったりします。

そのため中央部分にはしっかりと排水溝を設け、雨水が外へ逃げやすくなるようにしましょう。

動線に気をつけてより使いやすく

コの字型の平屋を作るときは、部屋の配置に十分配慮をしましょう。

人がよく行き来する部屋同士を、コの字の二つの先端部分へ配置してしまうと、動線が遠くなり不便になってしまいます。

例えば片方にリビングを、もう片方にトイレを配置してしまうと、用を足すたびにコの字の先端を行き来しなければなりません。

あまり移動距離が長いと、2階への上り下りが無く、体に優しい平屋のメリットが減ってしまいます。

トイレや洗面所のような頻繁に使う場所は、どの部屋からもアクセスしやすい中央寄りに作るのがおすすめです。

コの字の平屋は人の動きをイメージして配置を考え、動線が短くて済む間取りにしましょう。

まとめ

コの字型の平屋は四角い平屋と違い、日当たりやプライベート性に優れるという大きな魅力があります。

ただしコストや排水面に注意が必要であり、しっかりと対策を取っておくことが大切です。

より住みやすいコの字型の平屋にするなら、建築実績の豊富な住宅会社に相談し、アドバイスを受けながら建てることをおすすめします。


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