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平屋に中庭を作るなら必ずチェック!快適な中庭にする3つのポイント

平屋を検討している方の中には、落ち着きやゆとりが感じられる中庭を考えている方も多いのではないでしょうか。

中庭があると植木を植えたり、ウッドデッキを作ったりとさまざまな楽しみができそうです。

しかし中庭には大きなメリットがある反面、十分に注意したいポイントもあります。

今回は平屋に中庭を作るときに気をつけたい、3つの注意点をお伝えします。

窓の断熱性に注意する

平屋に中庭を作るときは、断熱性の高い窓を備えた住まいを選びましょう。

中庭のある平屋は窓が多くなり、一般的な断熱性の窓だと「夏は暑く冬は寒い家」になってしまうからです。

一般的な四角い形の平屋なら、窓は外周回りにしか付きません。

しかし中庭を作ると、中庭に面した部分にも窓が付くことになります。

しかも中庭に植木を植えて景観を楽しもうと考えている方は、中庭側に大きな窓を計画しているかもしれません。

すると余計に外からの、暑さ寒さが入りやすい家になってしまいます。

ペアガラスの窓であることはもちろん、窓枠も樹脂とアルミ複合になっている、断熱性に優れたものを選ぶようにしましょう。

動線を考慮した間取りに

平屋に中庭を作るときは、部屋の配置にも十分注意しましょう。

間取りによっては中庭部分を迂回して行き来することになり、家の中の移動距離が多くなってしまうからです。

一般的な四角い平屋なら、角にある部屋から反対側の角にある部屋へ行くとき、家の中央部分を通って移動できます。

しかし中庭がある間取りだと、反対側の部屋にいくとき中庭を避けて行かなければなりません。

例えば南東の角にリビングがあり、北西の角に洗面所があったとします。

リビングから手を洗いに洗面所へ行くとき、中庭があればその分だけ遠回りすることになります。

中庭のある間取りを考えるときは動線をよく考え、行き来が多い部屋同士はなるべく近くに配置するようにしましょう。

湿気対策を十分に行う

中庭を作るときは、十分な湿気対策を取るようにしましょう。

四方を建物に囲まれた中庭は雨が外へ逃げにくく、しかも日当たりも悪く湿気が多くなりがちなためです。

湿気がこもるとカビが生えたり、シロアリが発生したりしやすい環境になってしまいます。

必ず中庭のまわりには排水溝を設け、降った雨が速やかに外へ排出されるようにします。

またウッドデッキを中庭に作ると、その下の状況が確認しにくくなります。

定期的に建てた住宅会社に点検を依頼し、湿気の影響が出ていないか確認してもらうようにしましょう。

まとめ

平屋に中庭を作ると家の中から景色を楽しめたり、遊び場にできたりと生活にゆとりが生まれます。

また窓の断熱性能や動線、湿気に気を配ることで、住み心地が良く長持ちする住まいになります。

ご紹介したポイントを押さえて、より快適な平屋を実現してください。


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